オリコ 2013年3月期 営業収益1.4%増 純利益50.9%増

オリエントコーポレーション（8585・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。営業収益が1.4%、純利益が50.9%前の期より増加した。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、減収増益見通しを明らかにした。

オリコは5月10日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。営業収益は1.4%増の2106億円となり、前の期より30億3100万円増加。本業のもうけを示す営業利益は21.2%増の40億5800万円だった。営業利益率は前の期より0.3ポイント上昇し1.9%となった。経常利益は21.2%増の40億5800万円、純利益は50.9%増の30億2100万円だった。自己資本利益率（ROE）は1.5%となり、前の期の1%より0.5ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は4円42銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収増益の見通しを示した。営業収益は1.3%減の2078億円と、28億3600万円の減収を計画。一方、営業利益は562.9%増の269億円、経常利益は562.9%増の269億円と増益を見込んでいる。EPS予想は36円57銭。