ヒューテックノオリン 2013年3月期 営業収益4.4%増 純利益34.2%減

ヒューテックノオリン（9056・東証2部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。営業収益が前の期に比べ4.4%増加したが、純利益は34.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は88円51銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。営業収益4.0%増、純利益46.3%増、1株当たり純利益（EPS）129円94銭を見込んでいる。

ヒューテックノオリンは5月10日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。営業収益は4.4%増の364億円となり、前の期より15億4700万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は30.1%減の16億2600万円だった。営業利益率は前の期より2.2ポイント低下し4.5%となった。経常利益は31.7%減の16億5300万円、純利益は34.2%減の9億2200万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.5%と、前の期の8.9%より3.4ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。営業収益は4.0%増の378億円を計画。営業利益は44.5%増の23億5000万円を予想。経常利益は39.1%増の23億円、純利益は46.3%増の13億5000万円、EPSは129円94銭を見込んでいる。