帝国ホテル 2013年3月期 売上高6.1%増 純利益685.2%増

帝国ホテル（9708・東証2部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

帝国ホテルは5月10日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は6.1%増の516億円となり、前の期より29億5700万円増加。本業のもうけを示す営業利益は43.7%増の33億4000万円だった。営業利益率は前の期の4.8%より1.7ポイント高い6.5%だった。経常利益は40.6%増の35億8000万円、純利益は685.2%増の22億5400万円だった。自己資本利益率（ROE）は5%と、前の期の0.6%より4.4ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は76円01銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が0.7%増の520億円、営業利益は1.8%増の34億円を見込む。EPSは77円54銭を予想している。