フォーバルテレコム 2013年3月期 売上高11.0%減 純利益43.0%増

フォーバルテレコム（9445・マザーズ）が5月13日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は11.0%の減収となったが、営業利益は30.2%、純利益は43.0%増加した。1株当たり純利益（EPS）は1521円46銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高0.1%増、純利益2.4%増、1株当たり純利益（EPS）1557円52銭を見込んでいる。

フォーバルテレコムは5月13日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は11.0%減の119億円となり、前の期より14億8000万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は30.2%増の4億2100万円と増益を確保。営業利益率は3.5%となり、前の期の2.4%から1.1ポイント上昇した。経常利益は39.8%増の4億2200万円、純利益は43.0%増の2億5300万円だった。自己資本利益率（ROE）は13.8%と、前の期の9.5%より4.3ポイント上昇した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は0.1%増の120億円を計画。営業利益は2.1%増の4億3000万円を予想。経常利益は0.6%増の4億2500万円、純利益は2.4%増の2億6000万円、EPSは1557円52銭を見込んでいる。