東北特殊鋼 2013年3月期 売上高8.5%減 純利益50.2%減

東北特殊鋼（5484・ジャスダック）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より8.5%、純利益が50.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は92円49銭だった。

2014年3月期は減収増益を計画。売上高93.8%減、純利益143.7%増、1株当たり純利益（EPS）は132円82銭を見込んでいる。

東北特殊鋼は5月13日午後2時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は8.5%減の167億円となり、前の期より15億5300万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は47.3%減の9億9100万円。営業利益率は前の期より4.4ポイント低下し5.9%となった。経常利益は36.2%減の12億400万円、純利益は50.2%減の6億9600万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.5%となり、前の期の9.7%より5.2ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収増益見通しを明らかにした。売上高は93.8%減の157億円と、10億3600万円の減収となる見通し。一方、営業利益は154.4%増の15億3000万円、経常利益は128.6%増の15億5000万円、純利益は143.7%増の10億円と増益を予想。EPSは132円82銭を見込んでいる。