ニチバン 2013年3月期 売上高0.6%増 純利益42.7%増

ニチバン（4218・東証1部）が5月13日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

ニチバンは5月13日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.6%増の385億円となり、前の期より2億4200万円増加。本業のもうけを示す営業利益は11.4%増の17億7300万円だった。営業利益率は4.6%となり、前の期の4.2%から0.4ポイント上昇した。経常利益は14.6%増の18億100万円、純利益は42.7%増の9億8800万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.1%となり、前の期の2.9%より1.2ポイント改善。1株当たり純利益（EPS）は23円85銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が3.9%増の400億円、営業利益は12.8%増の20億円を見込む。EPSは26円54銭を予想している。