エーザイ 2013年3月期 売上高11.5%減 純利益17.5%減

エーザイ（4523・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より11.5%、純利益が17.5%減少した。1株当たり純利益（EPS）は169円38銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高0.8%増、純利益10.2%増、1株当たり純利益（EPS）186円60銭を見込んでいる。

エーザイは5月13日午後0時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は11.5%減の5736億円となり、前の期より743億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は26.4%減の704億円。営業利益率は前の期の14.8%より2.5ポイント低い12.3%だった。経常利益は27.2%減の655億円、純利益は17.5%減の482億円だった。自己資本利益率（ROE）は10.9%と、前の期の14.3%より3.4ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は0.8%増の5780億円を計画。営業利益は11.4%増の785億円を予想。経常利益は14.2%増の749億円、純利益は10.2%増の532億円、EPSは186円60銭を見込んでいる。