野村マイクロサイエンス 2013年3月期 売上高19.6%減 最終赤字1億600万円

野村マイクロ・サイエンス（6254・ジャスダック）の2013年3月期連結決算は営業段階からの赤字となった。営業赤字は3億9200万円、最終赤字は1億600万円だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、営業黒字、最終黒字を回復する見通しを明らかにした。

野村マイクロサイエンスは5月14日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。営業損益は3億9200万円の赤字（前期5億9900万円の黒字）、経常損益は1200万円の赤字（同4億5800万円の黒字）、最終損益は1億600万円の赤字（同1億5400万円の黒字）となり、営業損益、経常損益、最終損益がそろって赤字となった。売上高は前期比19.6％減の132億円だった。

最終損失の計上により純資産は81億2100万円となり、前の期から1100万円減少した。自己資本比率は前の期より1ポイント低下し、51.3%となった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、黒字を回復する見通しを示した。営業損益は1億6300万円の黒字、経常損益は1億4600万円の黒字、最終損益は3000万円の黒字を予想。1株当たり純利益（EPS）は3円26銭を見込んでいる。