岡谷電機 2013年3月期 売上高8.9%減 純利益47.9%減

岡谷電機産業（6926・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より8.9%、純利益が47.9%減少した。1株当たり純利益（EPS）は9円29銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高11.2%増、純利益68.5%増、1株当たり純利益（EPS）15円66銭を見込んでいる。

岡谷電機は5月14日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は8.9%減の113億円となり、前の期より11億600万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は67.8%減の1億9400万円。営業利益率は1.7%となり、前の期の4.9%から3.2ポイント低下した。経常利益は48.3%減の3億2300万円、純利益は47.9%減の2億700万円だった。自己資本利益率（ROE）は2.5%と、前の期の5.1%より2.6ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は11.2%増の126億円を計画。営業利益は131.7%増の4億5000万円を予想。経常利益は39.1%増の4億5000万円、純利益は68.5%増の3億5000万円、EPSは15円66銭を見込んでいる。