三井金属エンジニアリング 2013年3月期 売上高13.0%減 純利益11.6%減

三井金属エンジニアリング（1737・東証2部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より13.0%、純利益が11.6%減少した。1株当たり純利益（EPS）は46円64銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高7.2%増、純利益24.4%減、1株当たり純利益（EPS）は35円22銭を計画している。

三井金属エンジニアリングは5月14日午後1時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は13.0%減の218億円となり、前の期より32億6000万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は10.7%減の10億3300万円。営業利益率は前の期より0.1ポイント上昇し4.7%となった。経常利益は8.3%減の11億1800万円、純利益は11.6%減の5億9500万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.1%となり、前の期の7.2%より1.1ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は7.2%増の234億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は29.3%減の7億3000万円、経常利益は29.3%減の7億9000万円、純利益は24.4%減の4億5000万円と減益を予想。EPSは35円22銭を見込んでいる。