日本ピグメント 2013年3月期 売上高11.0%増 純利益67.9%減

日本ピグメント（4119・東証2部）が5月15日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ11.0%増加したが、純利益は67.9%減少した。1株当たり純利益（EPS）は8円65銭だった。

2014年3月期は減収増益を計画。売上高0.7%減、純利益194.2%増、1株当たり純利益（EPS）は25円45銭を見込んでいる。

日本ピグメントは5月15日午後1時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は11.0%増の402億円となり、前の期より39億7800万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は32.3%減の4億7800万円だった。営業利益率は前の期の1.9%より0.7ポイント低い1.2%だった。経常利益は12.2%減の5億9000万円、純利益は67.9%減の1億3500万円だった。自己資本利益率（ROE）は1.4%となり、前の期の4.7%より3.3ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収増益見通しを明らかにした。売上高は0.7%減の400億円と、2億9700万円の減収となる見通し。一方、営業利益は67.4%増の8億円、経常利益は35.5%増の8億円、純利益は194.2%増の4億円と増益を予想。EPSは25円45銭を見込んでいる。