ゼリア新薬 2013年3月期 売上高0.3%増 純利益39.2%増

ゼリア新薬工業（4559・東証1部）が5月16日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

ゼリア新薬は5月16日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.3%増の533億円となり、前の期より1億4800万円増加。本業のもうけを示す営業利益は0.9%増の46億1100万円だった。営業利益率は8.6%で前の期と同じだった。経常利益は5.9%増の46億7600万円、純利益は39.2%増の39億8200万円だった。自己資本利益率（ROE）は11.9%となり、前の期の9.8%より2.1ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は96円32銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が13.5%増の605億円、営業利益は21.4%増の56億円を見込む。EPSは96円76銭を予想している。