ダイニック 2013年3月期 売上高1.0%減 純利益58.0%増

ダイニック（3551・東証1部）が5月17日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は1.0%の減収となったが、営業利益は7.1%、純利益は58.0%増加した。1株当たり純利益（EPS）は20円29銭だった。

2014年3月期は純利益が24.4%減、1株当たり純利益（EPS）15円33銭を見込んでいる。

ダイニックは5月17日午前11時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.0%減の399億円となり、前の期より3億9000万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は7.1%増の13億1000万円と増益を確保。営業利益率は3.3%となり、前の期の3.0%から0.3ポイント上昇した。経常利益は15.3%増の13億1900万円、純利益は58.0%増の8億6000万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.6%となり、前の期の4.7%より1.9ポイント改善した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が1.4%増の405億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比0.7％増の13億2000万円を計画。経常利益は同1.5％減の13億円、純利益は同24.4％減の6億5000万円、EPSは15円33銭を見込んでいる。