3Dマトリックス 2013年4月期 売上高97.1%増 最終赤字9億7800万円

スリー・ディー・マトリックス（7777・ジャスダック）の2013年4月期連結決算は営業段階からの赤字となった。営業赤字は9億9900万円、最終赤字は9億7800万円だった。あわせて2014年4月期の業績予想を公表し、営業黒字、最終黒字を回復する見通しを明らかにした。

3Dマトリックスは6月13日午後4時30分、2013年4月期の連結決算を発表した。営業損益は9億9900万円の赤字（前期3億5400万円の黒字）、経常損益は9億7700万円の赤字（同3億900万円の黒字）、最終損益は9億7800万円の赤字（同3億800万円の黒字）となり、営業損益、経常損益、最終損益がそろって赤字となった。売上高は前期比97.1％減の3200万円だった。

最終損失の計上により純資産は20億6500万円となり、前の期の28億8700万円より8億2200万円減少した。自己資本比率は前の期より26.6ポイント低下し、67.3%となった。

決算と同時に2014年4月期の業績予想を公表し、黒字を回復する見通しを示した。営業損益は16億5800万円の黒字、経常損益は16億4600万円の黒字、最終損益は14億9100万円の黒字を予想。1株当たり純利益（EPS）は78円76銭を見込んでいる。