壱番屋 2013年5月期 売上高0.5%増 純利益3.1%減

壱番屋（7630・東証1部）が7月8日発表した2013年5月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ0.5%増加したが、純利益は3.1%減少した。1株当たり純利益（EPS）は135円58銭だった。

2014年5月期は増収減益の計画。売上高1.8%増、純利益6.7%減、1株当たり純利益（EPS）は126円54銭を計画している。

壱番屋は7月8日午後3時30分、2013年5月期の連結決算を発表した。売上高は0.5%増の399億円となり、前の期より1億9200万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は4.9%減の40億1100万円だった。営業利益率は前の期より0.6ポイント低下し10.0%となった。経常利益は3.5%減の41億6800万円、純利益は3.1%減の21億6400万円だった。自己資本利益率（ROE）は9.3%となり、前の期の10.3%より1ポイント悪化した。

決算と同時に2014年5月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は1.8%増の407億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は7.5%減の37億1000万円、経常利益は7.4%減の38億6000万円、純利益は6.7%減の20億2000万円と減益を予想。EPSは126円54銭を見込んでいる。