チヨダ 2013年2月期 売上高2.4%減 純利益47.8%増

チヨダ（8185・東証1部）が4月10日発表した2013年2月期の連結決算は減収増益だった。売上高は2.4%の減収となったが、営業利益は14.8%、純利益は47.8%増加した。1株当たり純利益（EPS）は180円16銭だった。

2014年2月期は増収増益を計画。売上高1.9%増、純利益0.3%増、1株当たり純利益（EPS）181円58銭を見込んでいる。

チヨダは4月10日午後3時30分、2013年2月期の連結決算を発表した。売上高は2.4%減の1503億円となり、前の期より37億6300万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は14.8%増の123億円と増益を確保。営業利益率は前の期の7.0%より1.2ポイント高い8.2%だった。経常利益は15.6%増の131億円、純利益は47.8%増の71億5100万円だった。自己資本利益率（ROE）は10.3%と、前の期の7.2%より3.1ポイント上昇した。

決算と同時に2014年2月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は1.9%増の1531億円を計画。営業利益は7.7%増の132億円を予想。経常利益は5.6%増の138億円、純利益は0.3%増の71億6900万円、EPSは181円58銭を見込んでいる。