パナソニックIS 2013年3月期 売上高3.3%減 純利益21.3%増

パナソニック インフォメーションシステムズ（4283・東証1部）が4月23日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は3.3%の減収となったが、営業利益は4.0%、純利益は21.3%増加した。1株当たり純利益（EPS）は253円56銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高2.3%増、純利益0.7%増、1株当たり純利益（EPS）255円26銭を見込んでいる。

パナソニックISは4月23日午前11時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.3%減の351億円となり、前の期より11億9500万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は4.0%増の44億2400万円と増益を確保。営業利益率は12.6%となり、前の期の11.7%から0.9ポイント上昇した。経常利益は2.7%増の44億1100万円、純利益は21.3%増の27億100万円だった。自己資本利益率（ROE）は11.3%となり、前の期の10.1%より1.2ポイント上昇した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は2.3%増の360億円を計画。営業利益は0.6%増の44億5000万円を予想。経常利益は0.9%増の44億5000万円、純利益は0.7%増の27億2000万円、EPSは255円26銭を見込んでいる。