カワチ薬品 2013年3月期 売上高4.2%増 純利益53.2%減

カワチ薬品（2664・東証1部）が4月24日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ4.2%増加したが、純利益は53.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は88円01銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高7.9%増、純利益195.2%増、1株当たり純利益（EPS）263円95銭を見込んでいる。

カワチ薬品は4月24日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.2%増の2316億円となり、前の期より93億3500万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は18.2%減の82億1200万円だった。営業利益率は3.5%となり、前の期の4.5%から1ポイント低下した。経常利益は15.0%減の89億9000万円、純利益は53.2%減の20億6600万円だった。自己資本利益率（ROE）は2.3%と、前の期の5%より2.7ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は7.9%増の2500億円を計画。営業利益は21.8%増の100億円を予想。経常利益は19.0%増の107億円、純利益は195.2%増の61億円、EPSは263円95銭を見込んでいる。