カワチ薬品 2014年3月期予想修正 純利益61億円→48億円

北関東・東北中心に展開するドラッグストアチェーンのカワチ薬品（2664・東証1部）が10月21日、2014年3月期の業績予想を下方修正した。第2四半期の純利益予想を35億5000万円から24億円、通期の純利益予想を61億円から48億円に減額。4月24日に発表した従来予想を下回る見通しとなった。

カワチ薬品は10月21日午後3時、2014年3月期の第2四半期（2013年3～9月）と通期の業績予想の修正を発表。第2四半期予想は売上高を前年同期比7.4％増の1269億円から同3.6％増の1225億円に44億円減額。利益予想も引き下げ、営業利益は同23.3％増の55億円から同14.8％減の38億円、経常利益は同21.3％増の58億5000万円から同11.9％減の42億5000万円に下方修正した。

通期予想は売上高を従来予想の2500億円から70億円減額し、2430億円になる見通しとした。営業利益は前期比21.8％増の100億円から同8.7％減の75億円、経常利益は同19.0％増の107億円から同5.5％減の85億円に引き下げ。1株当たり純利益（EPS）は207円64銭を見込んでいる。