パナホーム 2013年3月期 売上高1.3%減 純利益19.7%増

パナホーム（1924・東証1部）が4月25日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は1.3%の減収となったが、営業利益は4.0%、純利益は19.7%増加した。1株当たり純利益（EPS）は43円64銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高7.1%増、純利益2.3%増、1株当たり純利益（EPS）44円64銭を見込んでいる。

パナホームは4月25日午後4時15分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.3%減の2894億円となり、前の期より37億5000万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は4.0%増の110億円と増益を確保。営業利益率は前の期の3.6%より0.2ポイント高い3.8%だった。経常利益は6.7%増の116億円、純利益は19.7%増の73億3100万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.9%と、前の期の5.1%より0.8ポイント上昇。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は7.1%増の3100億円を計画。営業利益は17.2%増の130億円を予想。経常利益は11.9%増の130億円、純利益は2.3%増の75億円、EPSは44円64銭を見込んでいる。