野村不動産 2013年3月期 売上高14.8%増 純利益10.0%増

野村不動産ホールディングス（3231・東証1部）が4月26日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

野村不動産は4月26日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は14.8%増の5177億円となり、前の期より669億円増加。本業のもうけを示す営業利益は16.8%増の583億円だった。営業利益率は11.3%となり、前の期の11.1%から0.2ポイント上昇した。経常利益は34.0%増の458億円、純利益は10.0%増の193億円だった。自己資本利益率（ROE）は5.9%と、前の期の5.7%より0.2ポイント改善。1株当たり純利益（EPS）は101円61銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が0.1%増の5180億円、営業利益は2.9%増の600億円を見込む。EPSは110円18銭を予想している。