東芝テック 2013年3月期 売上高15.1%増 純利益142.1%増

東芝テック（6588・東証1部）が4月26日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

東芝テックは4月26日午後1時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は15.1%増の4036億円となり、前の期より530億円増加。本業のもうけを示す営業利益は46.7%増の158億円だった。営業利益率は前の期より0.8ポイント上昇し3.9%となった。経常利益は66.5%増の148億円、純利益は142.1%増の62億1200万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.4%となり、前の期の2%より2.4ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は22円64銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が16.4%増の4700億円、営業利益は32.2%増の210億円を見込む。EPSは23円69銭を予想している。