三井松島産業 2013年3月期 売上高14.3%減 純利益65.2%減

三井松島産業（1518・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より14.3%、純利益が65.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は12円26銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高3.6%増、純利益64.7%減、1株当たり純利益（EPS）は4円33銭を計画している。

三井松島産業は5月2日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は14.3%減の840億円となり、前の期より140億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は39.3%減の38億2000万円。営業利益率は前の期の6.4%より1.9ポイント低い4.5%だった。経常利益は37.5%減の41億800万円、純利益は65.2%減の16億9900万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.9%と、前の期の19.1%より13.2ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は3.6%増の870億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は76.4%減の9億円、経常利益は75.7%減の10億円、純利益は64.7%減の6億円と減益を予想。EPSは4円33銭を見込んでいる。