中部鋼鈑 2013年3月期 売上高19.8%減 最終赤字7億4600万円

中部鋼鈑（5461・名証1部）の2013年3月期連結決算は営業段階からの赤字となった。営業赤字は11億8500万円、最終赤字は7億4600万円だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、営業黒字、最終黒字を回復する見通しを明らかにした。

中部鋼鈑は5月2日午後2時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。営業損益は11億8500万円の赤字（前期14億6400万円の黒字）、経常損益は11億1600万円の赤字（同15億7000万円の黒字）、最終損益は7億4600万円の赤字（同8億2800万円の黒字）となり、営業損益、経常損益、最終損益がそろって赤字となった。売上高は前期比19.8％減の348億円だった。

最終損失を計上したことで純資産は前の期より10億5000万円減少、511億円となった。自己資本比率は前の期より0.3ポイント上昇し、87%となった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、黒字を回復する見通しを示した。営業損益は10億円の黒字、経常損益は10億円の黒字、最終損益は5億円の黒字を予想。1株当たり純利益（EPS）は16円67銭を見込んでいる。