コーエーテクモ 2013年3月期 売上高2.5%減 純利益21.9%増

コーエーテクモホールディングス（3635・東証1部）が5月7日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は2.5%の減収となったが、営業利益は7.8%、純利益は21.9%増加した。1株当たり純利益（EPS）は65円23銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高6.8%増、純利益0.8%増、1株当たり純利益（EPS）65円73銭を見込んでいる。

コーエーテクモは5月7日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.5%減の346億円となり、前の期より8億8600万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は7.8%増の62億800万円と増益を確保。営業利益率は17.9%となり、前の期の16.2%から1.7ポイント上昇した。経常利益は18.2%増の88億3500万円、純利益は21.9%増の56億5600万円だった。自己資本利益率（ROE）は7.4%となり、前の期の6.6%より0.8ポイント上昇した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は6.8%増の370億円を計画。営業利益は12.8%増の70億円を予想。経常利益は1.9%増の90億円、純利益は0.8%増の57億円、EPSは65円73銭を見込んでいる。