大成ラミック 2013年3月期 売上高2.2%減 純利益1.7%減

大成ラミック（4994・東証1部）の2013年3月期非連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より2.2%、純利益が1.7%減少した。1株当たり純利益（EPS）は174円43銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高5.7%増、純利益39.7%減、1株当たり純利益（EPS）は105円13銭を計画している。

大成ラミックは5月7日午後2時、2013年3月期の非連結決算を発表した。売上高は2.2%減の189億円となり、前の期より4億3500万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は9.9%減の17億8100万円。営業利益率は前の期の10.2%より0.8ポイント低い9.4%だった。経常利益は9.4%減の18億600万円、純利益は1.7%減の10億8200万円だった。自己資本利益率（ROE）は8.8%となり、前の期の9.4%より0.6ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は5.7%増の200億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は38.4%減の10億9700万円、経常利益は39.1%減の11億円、純利益は39.7%減の6億5200万円と減益を予想。EPSは105円13銭を見込んでいる。