三菱地所 2013年3月期 営業収益8.5%減 純利益19.5%減

三菱地所（8802・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。営業収益が前の期より8.5%、純利益が19.5%減少した。1株当たり純利益（EPS）は32円79銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。営業収益15.4%増、純利益27.5%増、1株当たり純利益（EPS）41円80銭を見込んでいる。

三菱地所は5月7日午後1時、2013年3月期の連結決算を発表した。営業収益は8.5%減の9271億円となり、前の期より859億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は19.1%減の1183億円。営業利益率は前の期の14.4%より1.6ポイント低い12.8%だった。経常利益は23.4%減の923億円、純利益は19.5%減の455億円だった。自己資本利益率（ROE）は3.6%と、前の期の4.6%より1ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。営業収益は15.4%増の1兆700億円を計画。営業利益は35.2%増の1600億円を予想。経常利益は32.1%増の1220億円、純利益は27.5%増の580億円、EPSは41円80銭を見込んでいる。