東京センチュリーリース 2013年3月期 売上高3.5%減 純利益10.5%増

東京センチュリーリース（8439・東証1部）が5月8日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は3.5%の減収となったが、営業利益は0.2%、純利益は10.5%増加した。1株当たり純利益（EPS）は272円32銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高11.4%増、純利益3.7%増、1株当たり純利益（EPS）282円34銭を見込んでいる。

東京センチュリーリースは5月8日午後1時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.5%減の6911億円となり、前の期より252億円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は0.2%増の419億円と増益を確保。営業利益率は6.1%となり、前の期の5.8%から0.3ポイント上昇した。経常利益は0.1%増の462億円、純利益は10.5%増の289億円だった。自己資本利益率（ROE）は14%と、前の期の14.5%より0.5ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は11.4%増の7700億円を計画。営業利益は4.8%増の440億円を予想。経常利益は3.7%増の480億円、純利益は3.7%増の300億円、EPSは282円34銭を見込んでいる。