TDCソフトウェア 2013年3月期 売上高1.9%増 純利益13.8%減

TDCソフトウェアエンジニアリング（4687・東証1部）が5月8日発表した2013年3月期の非連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ1.9%増加したが、純利益は13.8%減少した。1株当たり純利益（EPS）は56円28銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高5.5%増、純利益38.7%増、1株当たり純利益（EPS）77円01銭を見込んでいる。

TDCソフトウェアは5月8日午後4時、2013年3月期の非連結決算を発表した。売上高は1.9%増の170億円となり、前の期より3億2500万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は13.1%減の7億700万円だった。営業利益率は前の期より0.8ポイント低下し4.1%となった。経常利益は13.3%減の7億5000万円、純利益は13.8%減の3億3800万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.5%と、前の期の6.6%より1.1ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は5.5%増の180億円を計画。営業利益は27.1%増の9億円を予想。経常利益は19.9%増の9億円、純利益は38.7%増の4億7000万円、EPSは77円01銭を見込んでいる。