日本ペイント 2013年3月期 売上高5.0%増 純利益62.6%増

日本ペイント（4612・東証1部）が5月8日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

日本ペイントは5月8日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.0%増の2333億円となり、前の期より111億円増加。本業のもうけを示す営業利益は58.4%増の258億円だった。営業利益率は前の期の7.3%より3.8ポイント高い11.1%だった。経常利益は63.3%増の329億円、純利益は62.6%増の200億円だった。自己資本利益率（ROE）は13.5%となり、前の期の9.3%より4.2ポイント改善。1株当たり純利益（EPS）は75円62銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が8.0%増の2520億円、営業利益は4.4%増の270億円を見込む。EPSは79円33銭を予想している。