日本ペイント 2014年3月期予想修正 純利益210億円→255億円

塗料メーカーの日本ペイント（4612・東証1部）が7月19日、2014年3月期の業績予想を上方修正した。第2四半期の純利益予想を100億円から145億円、通期の純利益予想を210億円から255億円に増額。5月8日に発表した従来予想を上回る見通しとなった。

日本ペイントは7月19日午後3時30分、2014年3月期の第2四半期（2013年4～9月）と通期の業績予想の修正を発表。第2四半期予想は売上高を前年同期比4.7％増の1250億円から同5.6％増の1260億円に10億円増額。利益予想も引き上げ、営業利益は同4.1％減の130億円から同18.1％増の160億円、経常利益は同5.8％増の155億円から同46.8％増の215億円に上方修正した。

通期予想は売上高を従来予想の2520億円から10億円増額し、2530億円になる見通しとした。営業利益は前期比4.4％増の270億円から同16.0％増の300億円、経常利益は同0.1％増の330億円から同18.3％増の390億円に引き上げ。1株当たり純利益（EPS）は96円33銭を見込んでいる。