シンクレイヤ 2013年3月期 売上高13.2%増 最終赤字1億4700万円

シンクレイヤ（1724・ジャスダック）の2013年3月期連結決算は2012年3月期に続いて最終赤字となった。赤字額は1億4700万円となり、前の期の2億2400万円の赤字からは損失幅が縮小した。2014年3月期は最終黒字が1億2000万円、1株当たり純利益（EPS）32円98銭を見込んでいる。

シンクレイヤは5月9日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。最終損益は1億4700万円の赤字だった。前の期の2億2400万の赤字からは損失幅が7700万円縮小した。売上高は前期比13.2％増の71億3500万円、営業損益は1億7500万円の赤字（前期2億3000万円の赤字）、経常損益は2億900万円の赤字（同2億400万円の赤字）だった。

最終損失を計上したことで純資産は18億5100万円となり、前の期より1億1300万円減少した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が17.2%増の83億6000万円となる見通しを明らかにした。営業損益は2億6000万円の黒字を計画。経常損益は2億2000万円の黒字、最終損益は1億2000万円の黒字、EPSは32円98銭を見込んでいる。