ドリコム 2013年3月期 売上高18.1%増 純利益84.2%減

ドリコム（3793・マザーズ）が5月9日発表した2013年3月期の非連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ18.1%増加したが、純利益は84.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は934円71銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高17.8%増、純利益96.8%増、1株当たり純利益（EPS）1839円83銭を見込んでいる。

ドリコムは5月9日午後3時、2013年3月期の非連結決算を発表した。売上高は18.1%増の84億9000万円となり、前の期より13億200万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は65.0%減の4億7400万円だった。営業利益率は前の期より13.2ポイント低下し5.6%となった。経常利益は65.5%減の4億6500万円、純利益は84.2%減の1億2700万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.8%と、前の期の45.9%より40.1ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は17.8%増の100億円を計画。営業利益は5.4%増の5億円を予想。経常利益は7.5%増の5億円、純利益は96.8%増の2億5000万円、EPSは1839円83銭を見込んでいる。