フジシール 2013年3月期 売上高12.0%増 純利益18.6%増

フジシールインターナショナル（7864・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が12.0%、純利益が18.6%前の期より増加、1株当たり純利益（EPS）は183円26銭だった。

2014年3月期は純利益が5.4%減、1株当たり純利益（EPS）173円39銭を見込んでいる。

フジシールは5月9日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は12.0%増の989億円となり、前の期より105億円増加。本業のもうけを示す営業利益は2.9%増の77億4900万円だった。営業利益率は前の期の8.5%より0.7ポイント低い7.8%だった。経常利益は6.5%増の82億7900万円、純利益は18.6%増の51億7900万円だった。自己資本利益率（ROE）は9.7%と、前の期の9.1%より0.6ポイント改善。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が19.3%増の1180億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比8.4％増の84億円を計画。経常利益は同6.9％増の88億5000万円、純利益は同5.4％減の49億円、EPSは173円39銭を見込んでいる。