興銀リース 2013年3月期 売上高30.5%増 純利益107.6%増

興銀リース（8425・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が30.5%、純利益が107.6%前の期より増加した。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、減収増益見通しを明らかにした。

興銀リースは5月9日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は30.5%増の3524億円となり、前の期より824億円増加。本業のもうけを示す営業利益は37.2%増の146億円だった。営業利益率は4.2%となり、前の期の4.0%から0.2ポイント上昇した。経常利益は38.1%増の153億円、純利益は107.6%増の89億2000万円だった。自己資本利益率（ROE）は11.8%となり、前の期の6.2%より5.6ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は246円43銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収増益の見通しを示した。売上高は6.4%減の3300億円と、224億円の減収を計画。一方、営業利益は5.7%増の155億円、経常利益は8.0%増の166億円と増益を見込んでいる。EPS予想は276円25銭。