古河電池 2013年3月期 売上高5.5%増 純利益35.3%増

古河電池（6937・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

古河電池は5月9日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.5%増の443億円となり、前の期より23億1600万円増加。本業のもうけを示す営業利益は9.5%増の27億3100万円だった。営業利益率は前の期の5.9%より0.3ポイント高い6.2%だった。経常利益は10.2%増の28億7000万円、純利益は35.3%増の18億4700万円だった。自己資本利益率（ROE）は16.4%と、前の期の14.1%より2.3ポイント改善。1株当たり純利益（EPS）は56円36銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が8.2%増の480億円、営業利益は6.2%増の29億円を見込む。EPSは57円96銭を予想している。