ダイセル 2013年3月期 売上高4.8%増 純利益30.0%増

ダイセル（4202・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

ダイセルは5月9日午後1時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.8%増の3585億円となり、前の期より165億円増加。本業のもうけを示す営業利益は28.2%増の261億円だった。営業利益率は前の期の6.0%より1.3ポイント高い7.3%だった。経常利益は35.5%増の285億円、純利益は30.0%増の153億円だった。自己資本利益率（ROE）は6.7%と、前の期の5.5%より1.2ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は43円71銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が13.0%増の4050億円、営業利益は33.6%増の350億円を見込む。EPSは56円86銭を予想している。