ダイセル 2014年3月期予想修正 純利益200億円→210億円

化学メーカーのダイセル（4202・東証1部）は11月1日、2014年3月期の業績予想を上方修正し、純利益が210億円となる見込みだと発表した。従来は200億円を予想していた。あわせて発表した2013年4～9月の業績は純利益が68.9%増だった。

ダイセルは11月1日午後1時20分、2014年3月期第2四半期（2013年4～9月）の連結決算と通期業績予想の修正を発表した。通期予想は売上高を従来予想の4050億円から4070億円に増額。営業利益予想は360億円、経常利益予想は380億円に引き上げた。修正後の1株当たり純利益（EPS）は59円71銭。

第2四半期の決算は売上高が11.1%増の1969億円、営業利益が前年同期比29.1％増の175億円だった。営業利益率は前の期より1.2ポイント上昇し8.9%となった。