ダイセル 2013年4-6月決算 売上高7.8%増 純利益68.7%増

化学メーカーのダイセル（4202・東証1部）が8月1日発表した2013年4～6月の業績は増収増益となった。売上高が前年同期に比べ7.8%、純利益は68.7%増加した。

ダイセルは8月1日午後3時30分、2014年3月期第1四半期（2013年4～6月）の連結決算を発表した。売上高は7.8%増の948億円となり、前年同期より68億9800万円増加。本業のもうけを示す営業利益は19.3%増の77億8200万円だった。営業利益率は前の期の7.4%より0.8ポイント高い8.2%だった。経常利益は37.4%増の90億9200万円、純利益は68.7%増の64億1000万円だった。

通期の業績予想は従来計画を据え置いた。売上高は前期比13.0％増の4050億円、営業利益は同33.6％増の350億円、経常利益は同26.0％増の360億円、純利益は同30.1％増の200億円を予想している。予想1株利益は56円86銭。