JXホールディングス 2013年3月期 売上高4.6%増 純利益6.5%減

JXホールディングス（5020・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ4.6%増加したが、純利益は6.5%減少した。1株当たり純利益（EPS）は64円13銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高9.2%増、純利益6.6%増、1株当たり純利益（EPS）68円37銭を見込んでいる。

JXホールディングスは5月9日午後1時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.6%増の11兆2194億円となり、前の期より4955億円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は23.3%減の2514億円だった。営業利益率は2.2%となり、前の期の3.1%から0.9ポイント低下した。経常利益は19.5%減の3283億円、純利益は6.5%減の1594億円だった。自己資本利益率（ROE）は8.7%となり、前の期の10.1%より1.4ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は9.2%増の12兆2500億円を計画。営業利益は1.4%増の2550億円を予想。経常利益は2.0%増の3350億円、純利益は6.6%増の1700億円、EPSは68円37銭を見込んでいる。