電気化学工業 2013年3月期 売上高6.3%減 純利益0.7%減

電気化学工業（4061・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より6.3%、純利益が0.7%減少した。1株当たり純利益（EPS）は23円63銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高14.2%増、純利益33.3%増、1株当たり純利益（EPS）31円59銭を見込んでいる。

電気化学工業は5月9日午前11時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は6.3%減の3416億円となり、前の期より230億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は9.2%減の188億円。営業利益率は前の期より0.2ポイント低下し5.5%となった。経常利益は6.2%減の178億円、純利益は0.7%減の112億円だった。自己資本利益率（ROE）は6.4%となり、前の期の6.7%より0.3ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は14.2%増の3900億円を計画。営業利益は32.9%増の250億円を予想。経常利益は29.0%増の230億円、純利益は33.3%増の150億円、EPSは31円59銭を見込んでいる。