日本エスリード 2013年3月期 売上高34.2%増 純利益8.7%減

日本エスリード（8877・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ34.2%増加したが、純利益は8.7%減少した。1株当たり純利益（EPS）は71円34銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高8.2%増、純利益72.6%増、1株当たり純利益（EPS）123円12銭を見込んでいる。

日本エスリードは5月10日午後1時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は34.2%増の286億円となり、前の期より72億9700万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は10.1%減の24億5900万円だった。営業利益率は8.6%となり、前の期の12.8%から4.2ポイント低下した。経常利益は7.1%減の20億4500万円、純利益は8.7%減の11億円だった。自己資本利益率（ROE）は4.1%となり、前の期の4.6%より0.5ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は8.2%増の310億円を計画。営業利益は42.3%増の35億円を予想。経常利益は56.5%増の32億円、純利益は72.6%増の19億円、EPSは123円12銭を見込んでいる。