長瀬産業 2013年3月期 売上高5.4%増 純利益65.5%増

長瀬産業（8012・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

長瀬産業は5月10日午後5時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.4%増の6662億円となり、前の期より344億円増加。本業のもうけを示す営業利益は16.0%増の155億円だった。営業利益率は前の期より0.2ポイント上昇し2.3%となった。経常利益は14.3%増の179億円、純利益は65.5%増の141億円だった。自己資本利益率（ROE）は6.5%となり、前の期の4.2%より2.3ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は111円31銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が14.7%増の7640億円、営業利益は23.2%増の192億円を見込む。EPSは114円43銭を予想している。