藤商事 2013年3月期 売上高9.2%増 純利益23.6%減

藤商事（6257・ジャスダック）が5月10日発表した2013年3月期の非連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ9.2%増加したが、純利益は23.6%減少した。1株当たり純利益（EPS）は1万2545円90銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高6.4%増、純利益28.1%増、1株当たり純利益（EPS）160円67銭を見込んでいる。

藤商事は5月10日午後3時10分、2013年3月期の非連結決算を発表した。売上高は9.2%増の469億円となり、前の期より39億6400万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は14.1%減の62億6700万円だった。営業利益率は前の期より3.7ポイント低下し13.3%となった。経常利益は13.8%減の63億1700万円、純利益は23.6%減の31億2300万円だった。自己資本利益率（ROE）は7%と、前の期の9.7%より2.7ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は6.4%増の500億円を計画。営業利益は11.7%増の70億円を予想。経常利益は10.8%増の70億円、純利益は28.1%増の40億円、EPSは160円67銭を見込んでいる。