藤商事 第2四半期予想修正 純利益23億円→38億円

パチンコ・パチスロ機メーカーの藤商事（6257・ジャスダック）は9月10日、業績予想を上方修正し、2014年3月期第2四半期は増収増益となる見通しだと発表した。従来予想では減収減益予想を公表しており、一転して前年同期を上回る業績となる見込みだ。

藤商事は9月10日午後3時、2014年3月期の第2四半期（2013年4～9月）業績予想の修正を発表した。5月10日に業績予想を公表した際は、第2四半期は前年同期比で減収減益となる見通しとしていたが、一転して増収増益となるもよう。売上高予想は5.8％減の269億円から5.0％増の300億円に31億円増額。営業利益予想は31.8％減の40億円から5.7％増の62億円、経常利益予想は32.4％減の40億円から4.8％増の62億円に引き上げた。純利益は従来予想の23億円を15億円上回る38億円（45.4％増）を見込んでいる。

通期の業績予想は従来計画を据え置いた。売上高は前期比6.4％増の500億円、営業利益は同11.7％増の70億円、経常利益は同10.8％増の70億円、純利益は同28.1％増の40億円を予想している。予想1株利益は160円67銭。