日本コークス工業 2013年3月期 売上高10.7%減 純利益35.5%減

日本コークス工業（3315・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より10.7%、純利益が35.5%減少した。1株当たり純利益（EPS）は10円04銭だった。

2014年3月期は減収増益を計画。売上高5.6%減、純利益2.3%増、1株当たり純利益（EPS）は10円27銭を見込んでいる。

日本コークス工業は5月10日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は10.7%減の1125億円となり、前の期より134億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は24.4%減の64億3700万円。営業利益率は前の期より1.1ポイント低下し5.7%となった。経常利益は27.1%減の52億3100万円、純利益は35.5%減の30億3100万円だった。自己資本利益率（ROE）は7.7%と、前の期の12.2%より4.5ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収増益見通しを明らかにした。売上高は5.6%減の1063億円と、62億5300万円の減収となる見通し。一方、営業利益は13.4%増の73億円、経常利益は14.7%増の60億円、純利益は2.3%増の31億円と増益を予想。EPSは10円27銭を見込んでいる。