大平洋金属 2013年3月期 売上高21.0%増 純利益80.9%増

大平洋金属（5541・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

大平洋金属は5月10日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は21.0%増の584億円となり、前の期より101億円増加。本業のもうけを示す営業利益は1317.0%増の21億6800万円だった。営業利益率は前の期の0.3%より3.4ポイント高い3.7%だった。経常利益は39.6%増の49億2000万円、純利益は80.9%増の21億2600万円だった。自己資本利益率（ROE）は1.9%となり、前の期の1.1%より0.8ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は10円89銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が10.9%増の648億円、営業利益は96.1%増の42億5200万円を見込む。EPSは22円45銭を予想している。