名港海運 2013年3月期 売上高0.6%減 純利益0.3%減

名港海運（9357・名証2部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より0.6%、純利益が0.3%減少した。1株当たり純利益（EPS）は94円73銭だった。

2014年3月期は純利益が17.4%減、1株当たり純利益（EPS）78円23銭を見込んでいる。

名港海運は5月10日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.6%減の571億円となり、前の期より3億3100万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は10.7%減の30億3300万円。営業利益率は前の期より0.6ポイント低下し5.3%となった。経常利益は15.9%減の43億4000万円、純利益は0.3%減の28億4600万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.4%となり、前の期の4.6%より0.2ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が2.3%増の585億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比3.8％増の31億5000万円を計画。経常利益は同14.8％減の37億円、純利益は同17.4％減の23億5000万円、EPSは78円23銭を見込んでいる。