淺沼組 2013年3月期 売上高13.7%減 最終赤字34億1800万円

淺沼組（1852・東証1部）の2013年3月期連結決算は2012年3月期に続いて最終赤字となった。赤字額は34億1800万円となり、前の期の84億9600万円の赤字からは損失幅が縮小した。2014年3月期は最終黒字が10億3000万円、1株当たり純利益（EPS）13円53銭を見込んでいる。

淺沼組は5月13日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。最終損益は34億1800万円の赤字だった。前の期の84億9600万の赤字からは損失幅が50億7800万円縮小した。売上高は前期比13.7％減の1211億円、営業損益は38億5200万円の赤字（前期72億2300万円の赤字）、経常損益は42億1600万円の赤字（同74億6700万円の赤字）だった。

最終損失を計上したことで純資産は前の期より26億4400万円減少、86億7200万円となった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が7.3%増の1300億円となる見通しを明らかにした。営業損益は13億5000万円の黒字を計画。経常損益は8億円の黒字、最終損益は10億3000万円の黒字、EPSは13円53銭を見込んでいる。