第一三共 2013年3月期 売上高6.3%増 純利益541.6%増

第一三共（4568・東証1部）が5月13日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

第一三共は5月13日午後1時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は6.3%増の9978億円となり、前の期より591億円増加。本業のもうけを示す営業利益は2.4%増の1005億円だった。営業利益率は前の期の10.5%より0.4ポイント低い10.1%だった。経常利益は30.1%増の991億円、純利益は541.6%増の666億円だった。自己資本利益率（ROE）は7.9%と、前の期の1.3%より6.6ポイント上昇。1株当たり純利益（EPS）は94円64銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が8.2%増の1兆800億円、営業利益は9.4%増の1100億円を見込む。EPSは96円60銭を予想している。